今週のランチメニューをお届けします🧑🌾
【週替わり】
・サラダ野菜(ケール、ケールの茎、新玉ねぎ、黒田五寸人参、トレビス、大豆)
・とうもろこしのから揚げ
・さつまいもグラタン
・新玉ねぎとしらすのペペロンチーノ
・ヤングコーンと新玉ねぎのカレー
・スイートコーンと玉ねぎの中華スープ
【日替わり】
火 季節野菜のラタトゥイユ
水 春キャベツとしめじのガーリックソテー
木 成平いんげんの胡麻和え
金 ヤングコーンの明太バター和え
土 新じゃがのペッパーマヨ炒め
日 菊芋フライ ランチソース
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無農薬というしばり
私たちの農場では、年間150種類以上の野菜を農薬と化学肥料を使わずに育てています。
そのほうが安全だから?というと実はそういう理由ではないんですね。
10年前、農業の素人だった僕が自分で野菜づくりをやろうと思ったとき、「自分はどういう農業をやっていくのか」ということをとことん考えました。
自分自信に問いかけて、そのときにいちばん中心に残ったのは、食べたときに「うまいなぁ」って心から思える野菜をつくりたいというものでした。自分はそういう野菜をつくりたい。
じゃあ「うまいなぁ」はどうやったらできるか、総合的にはいろんな要素がありますが、野菜でいうとやはり「健康な野菜づくり」これに限ります。野菜も生きものですからね。
では無農薬のほうが野菜が健康に育つのか?といえば残念ながらそうではありません(残念でもないが)。
化学農薬や化学肥料に限らず、最新のテクノロジーを駆使すればより健康な野菜をつくることができるんだと思います。
ただ、技術も経験も未熟な僕がこれから成長していこうと考えたとき、はじめから農薬や化学肥料を使える環境にしてしまうと、自分自身がそこに甘えてしまうのではないか、本質的な学びを飛ばしてしまうのではないか、という危惧があったんですね。
あえて難しいしばりの中に自らを置くことで、人として農家として「強くなること」。それが最終的に自分の求める仕事の結果、つまり健康な野菜づくりに繋がってくるのではないかと考えました。
まあその結果、毎年病気や虫害で全滅する野菜もあり、お客さんやお店のメンバーに迷惑をかけてしまいます。そのたびに自らの不勉強と未熟さを痛感するのですが、そうした道を通らないと階段を上っていけない弱い人間であり、弱さを知っているからこそ自らにしばりが必要なんですね。
自由とは、制約そのものである。
今週も雨がちな天気で不安は募りますが、目の前のことをひとつひとつ。
あと、ヤングコーン、とうもろこしが今週がイチオシです!🌽