今週のランチメニューをお届けします♪

今週のランチメニューをお届けします♪
夏至も過ぎ暑くなってきたのでさっぱり系、スパイシー系など今週から盛り込んでいきます!
スープも冷製など暑さを乗り切る工夫をしていきますね!

【週替わり】
・サラダ野菜(ケール、ケールの茎、新玉ねぎ、黒田五寸人参、きゅうり、ビーツマリネ、大豆)
・じゃがバターグラタン
・新玉ねぎとベーコンのハニーマスタード炒め
・梅しそさっぱりペンネ
・ケールココナッツカレー
・ビーツの冷製スープ
【日替わり】
火 夏野菜の揚げびたし
水 たっぷりきゅうりの棒棒鶏
木 魁ピーマンの青椒肉絲
金 人参チヂミ
土 麻婆茄子
日 成平いんげんの卵炒め
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うまいなあという質量

7月になり、会社としては9期目に入りました。
会社にする1年前に創業したので、お店としてはこれから10年目を迎えます。
農業、飲食業という業界にまったくの新規でチャレンジをし、ここまで続けてこれたことにまずは感謝です。
素敵なお客様、そして仲間との出会い、別れがありました。
たくさん寄り道をしたし、失敗もしたし、至らないところだらけでしたが、いろんなことがあっても結局最後に残るのは最初に創業したときの想いです。

美味しい野菜を食べて、「あぁうまいなぁ」と感じてもらいたい

仕事として、なにか後々にまで形に残せるならそれは素晴らしいことです。
ですが食べものというのは、飲み込んだ瞬間に見えなくなってしまう。
ひとつひとつの野菜、ひと皿ひと皿の料理にすべて手をかけていくその積み重ねは、形に残ることはありません。
その儚さに自分という存在が押しつぶされそうに感じることもあります。
ですがほんの一瞬であっても、その美味しさで心が満たされるのであれば、それは十分に意味のあることなのかなと思います。

たとえば何かに打ち込むとき、誰かと会って話をするとき、
そのときの気持ちが満たされているかそうでないかで打ち込んだ仕事の成果や、話し相手の感じかたは間違いなく変わると思います。
ワクワクした気分なら仕事もはかどりますよね。逆に沈んだ気持ちでは手につきません。
うまく表現はできませんが、ひとの気持ちには質量がある、そんなふうに感じます。
僕は自分の一生を通じて、どんなかたちでも良い、少しでもこの世の質量を上げて去りたいと思っています。
だから直接かたちに残るかは関係なく、自分が得意な分野で、誰かに喜んでもらうことができればそれでいい。
あと願わくば、そこに向かうプロセスにおいても美しさを追求したい。

それを実現するためにはまだまだ人として未熟すぎるわけですが、
それでも道は足元の一歩からしかはじまらない。
だから今日も楽しく、一生懸命に野菜をつくり、お客様に届けたいと思います!
みなさまどうぞこれからもよろしくお願いします。